表千家茶道のあれやこれや

茶道教室の実際や、リアルなお茶会事情をポツポツつぶやきます。

茶道でのお礼状

 

先日許状というものを申請し、初めてそれを頂きました。

習い事八箇条というもので、片足突っ込んでる方はご存知、これをクリアしたという物ではなく、これからコレらを習う事を許します、というものだそう。

表千家は不審庵、裏千家今日庵といいます。

 

まず、「許状申請してくださった先生には、きちんとお礼のお手紙よ!正式なお礼状は巻紙に筆!」と教えてくれたのは、遠州流を何十年もされてるゴルフ仲間のお姉様。御慧65歳。

 

そう、筆ペンじゃなく、墨刷るアレと、便箋じゃなく祝辞読み上げる時に横にビロビロ広げるアノ紙です。

 

お礼状の書き方はhttps://shiro-no-panda.com/letter/

を参考にさせて頂きました。 

お裏さんの方のでしたが大変参考になりました。

人生で書初めや授業以外に筆握る機会があるなんて◟꒰ ´꒳` ꒱◞いやはや。

 

なんにでもお礼が欠かせないのが道のお稽古。

茶道、華道、柔道、書道、、道なるお稽古、お金と手間圧倒的にかかります。

私は比較的この手間、が好きなんですが、合理主義の方からの言われようは散々です。

「それ要ります?」「自己満足なだけでは」

「暇なんですか」実際言われたものもありますし、そういう視線が刺さっただけという時もありますが。

LINEで繋がっているのにわざわざ手紙を書いたり、洋服でもいいのに練習してまで着物を着付けたり、しいてはティファールあるのに炭を起こす事など無意味に近い事なんでしょうね。

言いたい事は分からなくはないですが、お稽古場以外では手間や無駄を楽しめない方ばかりでしたから、今はお稽古場が楽しいです。